まず最初に記しておきます。このコマンドはほぼ必要ありません。VW使いはじめで、これから色々覚えなくてはならない人は、以降の説明を飛ばして次の勉強に移ることをお薦めします。
--説明--
「原寸で見る」を実行すると、図形が何も選ばれていなければその場で、選ばれていたらその図形を画面中央に持ってきながら、100%表示になります。ウインドウ右上の表示拡大率が、100%と表示されるので、それがわかります。
遥か昔のMacでは、モニタ解像度は640×480ピクセルの72dpi表示が一般的でした。その時の環境では、用紙設定でA4を設定し、それを原寸100%表示させておいて、モニタに実際のA4の紙をあてがうと、ほぼぴったり一致しました。原寸とはそういう意味(画面の大きさと現実に印刷したときの大きさが一致する)でした。
しかし時代を経てモニタの性能も上り、ドット解像度は96dpiのものが大きな割合を占めてきました。96dpiモニタを使っているならば、「原寸で表示」した場合、モニタ表示の大きさは現実の大きさの3/4になります。縮尺設定1:1で10cmの線を引き、原寸表示でモニタに定規をあてがうと確認できます。
そういうわけで、「原寸」の意味は今では薄れていると言えます。もちろん今後のバージョンアップで変わる可能性はあります。いずれにせよ、画面の拡大率を標準的な大きさに戻したのならば、どうせ現実の大きさにならないのですから、「用紙全体を見る」さえ覚えておけば充分です。
「原寸で見る」を実行する方法は3つあります。
- 「画面」メニューから「原寸で見る」を実行する
...最も理解しやすい方法です - 作業しているウインドウ左下のボタン群にある、原寸表示ボタンを押す

...視覚的に最も見つけやすい方法です - ショートカット:command(Mac)/ctrl(Win)+3を使う
...最も素早い方法です。
余裕のある人だけ、知識として踏まえておけばよいでしょう。
ウインドウ左下にボタンが見当たらないときは、初心者FAQ「ウインドウの左下にボタンなんて無いんですけど...」を読んでみて下さい。
